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米沢玩具株式会社(現セガ)の、ミニカーダイキャストモデル「ダイヤペット」。1/30のオートバイ・ダイキャストミニカーをご紹介します。
コレクションは、初期の時代に製品化されたモノで、今では絶版となっております。
生産中止になってからは、「カド−」より復刻されたそうです。
ここで、ご紹介するのは、オリジナルのダイヤペットです。まだまだ数は少ないですが、ほんの一部をお楽しみ下さい。
第一部「重量車ロードモデル」 第二部「オフロードモデル」 第三部「ビッグスケール

KAWASAKI 650W1 スペシャル

1971年6月発売のカワサキ650W1スペシャルです。
乗用車中心だったダイヤペットが、最初にオートバイを発売したモデルです。このW1を筆頭に、次々とシリーズを展開していきました。
制作に携わった役員がオートバイ好きで、自らW1を所有していた事から、各部のリアルに再現されています。前後輪・ハンドルが可動し、スタンドで立てられるが、別にディスプレイ用の補助車輪があり、固定したり、そのまま動かす事も出来ます。ボディーからーも実車同様にされ、ブラック/レッド(写真)ブラック/ブルーメタリックの2色が用意されました。同時期には「白バイ」も発売され、ホワイト色に、バンパーガードに赤色灯・サイレンやシートも1人乗りで、後部には、書類入れが装備されています。1972年1月・2月で、サイドカーをノーマル仕様と、白バイ仕様の2種類を発売しました。


YAMAHA スポーツ XS650

1971年10月発売の、ヤマハ・スポーツXS650です。
カワサキW1が好評で、シリーズ化を望む声が多く聞かれ急遽制作が決まったモデルです。オートバイのミニチュアで難点なのは、パーツが細かい事でしょう。ハンドルや、スポークなどを機械でバリ取りを行うと折れるという恐れがある為、必然的に手作業が要求される。しかしその分美しい仕上がりになっている。1/30という限られたスケールでも、作り手の気持ち(苦労)が伝わってきます。
見ているだけで、溜息が出るくらいに、バランスが取れていますよ!同時期には「白バイ仕様」が発売され、翌年には、サイドカー(ノーマル・白バイ)が発売されました。また、続編として、レース仕様(コンチハンドル・カウル・シングルシート)や、チョッパー(ロングフロントフォーク・バナナシート)を装備した仕様も発売されました。


HONDA CB750 FOUR

1972年発売の、ホンダ・CB750FOURです。
ダイヤペットの大型車シリーズ第3弾として、発売になったCB750は、待ちに待ったモデルです。W1・XS650も当時は実車でも人気が高かったモデルですが、ナナハンといえばやっぱり4気筒の世界初量産車は、ホンダ・ドリーム750。モデルとしても実車同様に、重量感があり、バランス良く再現されています。カラーは、シルバー(写真)と、ブラウンが用意されていました。シリーズとして、ヤマハ・XS650と同様の、レーシングタイプやチョッパー仕様に、白バイ(写真下)・サイドカー(写真最下部)もラインナップされていました。現車さながらのいい味を出している一品です。マンガ版のワイルド7や、ナナハンライダーにも主人公が乗ってる愛車です。


SUZUKI GT750B

1973年3月発売のスズキ・GT750Bです。
ダイヤペットには’72にすでに、スズキ・ハスラー250/500を発売しておりましたが、ここにきて、やっとスズキの重量車がお目見えしました。ウオーターバファローの名のごとく、水冷3気筒エンジン・ラジエーターや、G7独特の「3−4マフラー」もうまくディテールしてあします。個人的にはすごく好きな車両です!あの、仮面ライダーV3や・タイガーセブン・TV版のワイルド7にも登場していました。結構、昔のヒーロー者は、スズキが提供していましたね。唯一、キカイダ−がカワサキのマッハに乗っていたのを覚えています。現在のヒーローはホンダですね。カラーはブルーメタリックとグリーンの2色で、GT750だけは、ノーマルのみの発売となりました。のちに、1/15を発売しています。後ほど、紹介します。

KAWASAKI Z750−RS ZU

1974年発売のカワサキ・Z750RSです。
1/30シリーズの最終モデルだと思います。W1に始まり、ZUで終わる・・・カワサキ! 国産初のDOHC4気筒エンジンは、当時としても大人気を誇り、また、モデルとなったタイガーカラーはZUのイメージを沸かせました。今でも絶版車として、人気の高い事は言うまでもありませんね!モデルの出来栄えは、さすがダイヤペット!と、うなされるプロポーションです。1/30でここまで作り込まれているのも、さすがだと実感するモデルです。カラーは、グリーン(写真)と、ブラウンの2色がありました。GT750と同様で、ノーマルモデルのみが発売されました。個人的には、ZUもいいんだけど、マッハもモデル化してもらいたかった・・・男・カワサキここにあり!
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