WORKS
ここでは、当店の中古車が仕上がるまでの整備工程をご紹介します。
入庫から整備済みになるまで、順を追って説明しております。
一台・一台を、お客様にご満足して頂ける事を念頭に、日々努力をしております。
仕上げの「こだわり」をご理解頂ければ幸いです。
いい物・お値打ちに!をモットーにこれからも頑張ります(^o^)丿
 この車両を整備する工程をご紹介します。

 中古車が入荷してきました!
 も〜これは見るからに「ボロボロ」状態です。(T_T)
 本当に綺麗になるのかな・・・?復活するのかな?
 ご心配無用!そこは職人の腕の見せ所だゼ!
 見る見るうちに変身しまっせ〜(^o^)丿
 マジで!マジで!
 
マジっす(^o^)
 じゃ〜そろそろ始めましょ〜うか!

                          
 1整備・開始!  2・燃料系の整備
さ〜始めますよ!まずは、外見の点検です。外装のキズ・割れ・欠品、各部の作動をチェックを行います。そして、外装を取り外し丸裸です。きゃ〜はずかしい・・・ まずは、ガソリンタンクの確認です。サビやゴミの有無を点検してから、キャブレターを取り外します。 キャブレターを分解して、各ジェットのつまりや、汚れをクリーナーで除去します。本体も綺麗に洗浄したら、組み立てをします。同時にエアークリーナーエレメントも洗浄、または新品に交換します。これで燃料系の取り付け準備OK! キャブレターをエンジン本体に装着します。オイルの確認も行います。
 3・エンジン始動確認  4・電気系と駆動系の確認  5・エンジンケース部の清掃
エンジンを始動させます。ここでは、始動性・アイドリング・中高回転の確認をします。不具合がある場合は、再度、調整を行います。 エンジンの状態を確認後、駆動系と、電気系の確認を行います。不具合がある場合は、整備を行います。本体は、これで完了です! ここでは、エンジンやミッションケースの、オイルで汚れた部分を洗浄します。特にアルミの腐食部分は、ワイヤーブラシなどを用いて綺麗に仕上げていきます。写真左が汚れたエンジン。写真右が清掃後のエンジンです。綺麗になってるのが、お分かりですか?かなり手間の掛かる作業ですが、当店の「こだわり」として行っております。
 6・ブレーキの整備
ここでは、ブレーキの整備を行います。まずは、後輪ブレーキを分解整備します。シューが減っている場合は交換、使用可能なモノは面取りをします。カム部分は作動確認をして、不具合の場合は整備を行います。ワイヤーは作動不具合の場合、交換や注油をします。 前輪ブレーキも後輪同様に、分解整備を行います。(ディスクブレーキ装着車は、キャリパーの分解整備を行います。) ブレーキの整備が終了したら、タイヤとホイルの点検を行います。ホイ−ルの曲がりやエアー漏れの点検と、ドラム内の研磨も行います。タイヤの溝や亀裂を点検して、減っているモノは新品に交換します。
 7・車体の洗浄
さ〜て、これから車体のドロや油汚れを綺麗に洗浄を行います。最初に、車体に残っているパーツ(ヘッド周り・インナーレッグ・ステップフロア−・ホイル・サスペンションなど)をブラッシングします。細かい目詰まりを丁寧に磨くと綺麗になります。そして、エンジンクリーナーを散布し、高圧温水洗浄機で一気に汚れを吹き飛ばします。見る見るうちに、綺麗になります! どうですか?綺麗でしょう!一番左の写真(洗浄前)と比べて下さい。洗浄したら、早速エアーで車体に付いた水滴を吹き飛ばします。特に、電気系統は水に弱いので念入りに作業します。トラブルの原因にも成りかねません。
 8・パーツの洗浄  9・クリアーパーツの磨き
車体本体が綺麗になったところで、取り外したパーツの洗浄に取り掛かります。写真左のように、ほこりまみれの状態ですが、ブラッシングを念入りに行う事により、汚れを綺麗に落とします。左の写真が、綺麗に洗浄したパーツ達です。割れやヒビが修正可能な場合は修理を行います。修正不可能な場合は交換となります。 車体の磨きをする前に、クリアーパーツを綺麗にします。ヘッドライト・ウインカーレンズ・テールレンズにメーターレンズを超微粒コンパウンドで磨き、以前のような透明感を復活させます。
 10・ボディーの磨き
外装の印象で、モノの良し悪しが変わってきます。洗浄では輝きまでは出せません。ここでは、ボディーの細かいキズや、汚れを仕上げ用のコンパウンドを使って磨いていきます。全体をバフで仕上げ、細かな所は手で磨いて仕上げます。ここが一番時間を掛けて作業します。新車同様?の復活です! ヘッドカバー・フロントレッグに続き、リヤカバーも磨きます。程度によっては、1時間〜3時間を掛けて仕上げていきます。 磨き終わったボディーです。どうですか?・・・綺麗でしょ!生まれ変わった感じですよ。でも、まだまだ、これからですよ。全体の75%ぐらいの完成です。
 11・マフラー  12・足まわり
マフラーは、機能上かなり高温にさらされている部品です。そのため、焼けて塗装が剥がれていたり、腐食がある場合がほとんどです。最初に、マフラーをワイヤーブラシで表面のサビを落とします。次に洗浄剤で綺麗に汚れを落として乾燥させたら、耐熱塗料で全体を塗装します。綺麗になったら、マフラーカバーを装着して、本体にマフラーを取り付けます。 マフラー塗装の乾燥段階で、ホイール・サスペンションなど外装パーツをワックスにて綺麗にします。
 13・外装パーツの取り付け&最終仕上げ作業  14・試乗
ここでは、あらかじめ綺麗にしておいた外装パーツの残り(サイドカバー・リヤキャリア・シートなど)を取り付けます。また、ネジの1本・1本を磨き、バッテリーも装着します。 外装が完成したら、レザーワックスなどで、プラスチック部分のツヤ出し作業を行います。老化したモノも、綺麗に復活します。 最後に試運転を行います。各部の最終チェックと、走行性を判断します。不具合のある場合は、再度整備・点検を行い完全なモノに仕上げます。
 完成!
やっと完成しました。(^o^)丿どうですか?みごと綺麗に変身しましたでしょ!最初の入庫時点では、どうなる事かと思いましたが、さすが職人芸!仕上がりバツグン。マジすげ〜っす!(自画自賛) ご覧頂きました整備工程は、当店の「中古車・整備済み」として店頭販売している車両となります。たかが原付、されど原付!同じ金額でも、良いモノ安くをモットーに、これからもお客様にご満足頂けるよう、毎日整備に励んでおります。(^o^)
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